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集中浄化槽
丸子グリーンヒルの集中浄化槽は、信州丸子高原グリーンヒル管理組合の管理設備。
集中浄化槽は、登記の必要がないため、未登記。(資料あり)
所有者は、五味観光開発(株)から無償譲渡された自主管理会の初代会長。(資料あり 逝去されています)
信州丸子高原グリーンヒル管理組合には、資産台帳はない。(役員経験者の証言)
A槽・B槽共に設置敷地所有者は、管理会社。(資料あり)
使用には管理組合に入会する必要があり、組合は、同設備の維持管理・修繕の責任を負う。(関連記事)
管理者は、信州丸子高原グリーンヒル管理組合会長であり、管理業務は、組合が委託契約している管理会社が行っている。浄化槽技術管理者は、管理会社の現社長。
1991年に五味観光開発(株)が施工し、1992年頃から使用開始。集中浄化槽の調査は、過去自主管理時代に2度行われている。
2004年調査
2004年に当時の自主管理会が長野日化サービス(日化)と長野県土地改良事業団体連合会(長土連)に調査を依頼。自主管理会浄化槽委員会は、「コンクリート躯体の耐用年数は50年前後、ブロア(送風機)、ポンプなどの消耗性駆動機器の耐用年数は20年前後といわれている。調査時点で13年経過しているが、流入量が少ないのでタイマー運転で稼働し、機器の定期的/計画的な修繕の実施、ガスの発生などに注意していけば、今後20年(2024年)近くは耐用すると思われる。」との見解報告。(日化及び長土連が見解確認済み 資料有り)
2008年調査
2008年に自主管理会と上田市が費用負担し、長土連に調査を依頼。耐用年数については、言及なし。(資料有り)
A槽
2008年集中浄化槽調査 長土連報告より
- 1,680人槽 接触ばっ気方式(鉄筋コンクリート構造:RC構造)
- 流入率 3〜5% タイマーを設置し、運転時間の調整を行っている
- 雨が降ると不明水の流入がある(関連記事)
- 炭素鋼管や鉄製のサポート部分が錆び始め腐食が進行
早めの延命処置の再塗装や交換工事を検討していく必要あり - 浄化槽Aの接触ばっ気槽第1室は現在使用しておらず、接触ばっ気槽2室へバイパス運転されている
- 浄化槽Aの流入調整槽水位計(レベルスイッチ)のサポートは腐食が著しく、交換が必要
- 浄化槽Aの道路側擁壁は、立派すぎてフェンスの自重が重い為か、フェンス支柱部分にクラック(ひび割れ)が確認された
今後の壁延命の為、自重の軽いフェンスへの改修の検討が望まれる - 浄化槽Aの川側は、急斜面で過去に災害復旧工事が行われている
- 浄化槽Aは斜面の上に位置し、コンクリート槽に水を満たした非常に重たい構造物が斜面の上にある状態
台風・地震・降雨等の危険が想定される時は、地すべり、斜面崩落等の自然災害に注意が必要(関連記事)
現在の修繕状況は、組合に問い合わせ推奨
B槽
2008年集中浄化槽調査 長土連報告より
- 475人槽 接触ばっ気方式(鉄筋コンクリート構造:RC構造)
- 流入率 3〜5% タイマーを設置し、運転時間の調整を行っている
- 雨が降ると不明水の流入がある(関連記事)
- 炭素鋼管や鉄製のサポート部分が錆び始め腐食が進行
早めの延命処置の再塗装や交換工事を検討していく必要あり - 流入調整層、接触ばっ気層第1室、汚泥濃縮貯留槽の点検蓋受枠に腐食が確認された
現在の修繕状況は、組合に問い合わせ推奨
その他の現況
2023年 B槽設置区画及び周辺区画が、土砂災害特別警戒区域に指定された。(上田市ハザードマップより)(関連記事)

2022年に結の会メンバーが撮影した、実際のB浄化槽排水口の画像
下水道管
丸子グリーンヒルの下水道管は、信州丸子高原グリーンヒル管理組合の管理設備。
下水道管は、登記の必要がない。
所有者は、五味観光開発(株)であったが、破産手続き終了時点で消滅 ※譲渡記録は確認されていない。
使用には管理組合に入会する必要があり、組合は、同設備の維持管理・修繕の責任を負う。(関連記事)
- 下水道管は、塩ビ製で直径20cm程度
- 丸子グリーンヒル敷地内に、マンホールが180箇所以上ある
- ⅰ.丸子グリーンヒル内の下水道管は、個人の土地に埋設されているところがある
- ⅱ.丸子グリーンヒル内の下水道管の総延長距離は、4.4km
- ⅲ.現状把握には、敷設状態の調査から必要
(上記ⅰ.ⅱ.ⅲ.公的機関の回答文書より)

下水設備 使用料金・積立金
丸子グリーンヒルの集中浄化槽と下水道管を使用する組合員は、入会金や会費の他に毎月別途使用料及び修繕のための積立金が必要。(関連記事)
詳細は組合に問い合わせ推奨。
下水設備 修繕計画
- 丸子グリーンヒルの集中浄化槽及び下水道管の中・長期修繕計画は策定されていない(2026年3月現在)
そのため、修繕積立金の目標設定額はなく、修繕積立準備金の集金額根拠は不明。 - 2004年の自主管理会浄化槽委員会の見解では、「ポンプなどの消耗性駆動機器の耐用年数は、タイマー運転で稼働して今後20年(2024年)」
関連記事
下水設備 公共下水化の可能性
2002年に五味観光開発(株)が倒産し、自主管理会が発足してから「公共下水化の要望」は、幾度となく行われてきたが、2010年に近隣の深山地区が公共下水化された時も、丸子グリーンヒル地区は対象とはならなかった。
2026年3月現在も、公共下水化の計画はない。
関連記事
「五味観光開発(株)破産時の丸子グリーンヒル下水設備についての関係者見解」
「丸子グリーンヒル地域の個別浄化槽設置権利」
下水設備 公共下水の区域外接続 概算費用
公共下水化計画のない地域では、住民が全額費用負担をして公共下水道管がある場所まで私設下水道管を設置し、公共下水道管と接続する事ができる。
2022年に公的機関から参考として行政が発注した場合に係る概算費用の見積もりを出して頂いた
丸子グリーンヒル内の下水道管(4.4km)の改修工事をし、A浄化槽の場所から深山地区の下水道管まで(1.5km)新規下水道管を施設する計画で概算費用は、4億円強
- グリーンヒル地域内の下水道管が上田市の基準に適合しているかは見積もり段階では不明なため、実際の調査結果次第で負担額が増える可能性がある。
- コロナ以降の土木建築費は年毎に1.2倍となっているので、それを考慮すると、2025年時点で7億円となる。
上記概算費用以外に必要な費用
- 所有土地面積に応じた個人の下水道受益者負担金が必要であり、500㎡の土地でおよそ40万円、1000㎡の土地ではおよそ80万円
- 丸子グリーンヒル内の下水道管は個人の敷地内に設置されているところがあるため、適切な処置と別途費用が必要
集中浄化槽 使用義務?
- 五味観光開発(株)が、信州丸子高原グリーンヒルの開発にあたり長野県及び旧丸子町と締結した平成3年7月31日付け「自然保護協定書」には、丸子グリーンヒル地区の集中浄化槽使用義務や地下浸透式個別浄化槽設置不可の記載はない(資料有り)
- 五味観光開発(株)から土地を購入した人は、五味観光から集中浄化槽使用を義務付けられていない(資料有り)
- 2022年、問い合わせに対し市担当者は、「集中浄化槽利用を義務付けする権限は、市にはございません。」と回答している(資料有り)
関連ページ
関連記事
「地下浸透式個別(合併処理)浄化槽の事実」
「管理組合規約と総会決議の法的拘束力」
「五味観光開発(株)破産時の丸子グリーンヒル下水設備についての関係者見解」
「第3回 掲示板記事 Vol.3」
個別浄化槽 設置権利
- 公共下水エリア以外では、個別浄化槽を禁止する法律はない
- 長野県には、丸子グリーンヒル地域の地下浸透式個別浄化槽設置禁止の条例は存在しない
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「管理組合規約と総会決議の法的拘束力」
「五味観光開発(株)破産時の丸子グリーンヒル下水設備についての関係者見解」
「第3回 掲示板記事 Vol.3」
個別浄化槽 設置について
- 丸子グリーンヒルでは、雨水と同様に個別浄化槽の排水を側溝に放流する事は行政が禁じているため、個別浄化槽の選択は地下浸透式合併処理浄化槽か高価な無放流自然浄化システム(TSS)になる
- 丸子グリーンヒルでの地下浸透式合併処理浄化槽の設置は、上田市に設置工事届けを申請し、受理後、市が審査をして認可される(届け出を行った18区画全てで設置完了)
- 設置者は浄化槽法に則り、年3〜4回の定期点検と年1回の法定検査が必要
(行政指定の点検業者と清掃業者との契約書がなければ設置認可されない) - 4世帯が市の許可が不要なTSSを設置しているので、上記の18世帯と合わせて、2026年3月現在22世帯が個別浄化槽を設置している